BIGLOBEのIPv6オプションを利用したら下り速度が19倍になった
インターネットの下り速度が遅かった
これは、集合住宅の「BIGLOBE × フレッツ光」の組み合わせでIPv4接続していた頃の接続速度です。
この結果は土曜日の16時頃にGoogleで計測したんですが、4K画質のYouTube動画を見ると結構止まってしまうような速度でした。
当時使用していたルータはAirMac Extreme 802.11n (第 2 世代)です。
IPv6オプションの存在を知る
これくらい遅くても集合住宅だし仕方がないか、という感覚で特に何も対策をせずに過ごしていたんですが、ある日同僚から
「プロバイダにIPv6オプションを有効化してもらったらめちゃくちゃ速くなった」
「特にお金もかからなかったし、やって良かった」
という話を聞き、帰ってBIGLOBEの契約を確認してみることにしました。
IPv6オプションは有効化されていた!ではなぜ遅い…?
自宅のBIGLOBE契約を見直してみると、なんと「IPv6オプション」は既に契約済みになっていました…!
ではなぜ遅かったかというと、AirMac Extreme 802.11n (第 2 世代)がIPv6オプションで使用されている規格に対応していなかったのです。
BIGLOBEのIPv6に対応したルータを購入
「I-O DATAのWN-AX1167GRというルータならBIGLOBEのIPv6が利用できるようだったので、こちらのルータを買いました。
設定
上記したルータの場合は、付属の説明書通りにルーターを接続して、ブラウザでアクセスする管理画面の[インターネット]→[v6プラス、IPv6オプションなど]を選択して保存するとIPv6接続が有効化されます。
IPv4に比べて、IPv6は設定も随分楽ですねー。
改善後の速度
- 下り速度:2.63Mbps→50.2Mbps
- 上り速度:23.2Mbps→24.9Mbps
記事の最初に貼った計測の実施から約10分後に計測したんですが、なんと下り速度が19倍になっていました。
これだけ速いと、4K動画もサクサク再生できます。
上り速度はイマイチ伸びませんでしたが、上りはもともとIPv4でもそんなに混雑してなかったって事なんですかね。
我が家の場合はルータを買い換えなければならなかったので5000円ちょっとの出費が生まれてしまいましたが、IPv6オプション自体は追加料金無しで利用できるプロバイダが多いようです。
インターネット接続速度にお困りの方は、試してみても良いかもしれません。
※逆に速度が遅くなったり、これまで起きていなかったトラブルが起きるようになったりする可能性もあるので、それらをご自身で対応できる方に限りますが。。