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iOSアプリ/サーバーサイド開発者のメモと雑記

大きなPCデスクを新調してリモートワーク環境が最高になった

new desk

「大きなデスクが欲しい」と考え続けること約2年、やっとデスクを新調したので、その自慢記事です。

今まで使っていたデスク

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ここ3年ほど、自宅の作業環境ではIKEAのLINNMONという激安の天板で構成したデスクを使っていました。
大きさは120cm x 60cmで、最初は十分だったものの32インチのディスプレイを導入してからはかなり手狭になってしまっていました。
たまに開発で使いたくなるiPadを置くと、もう空きスペースが無い状態に…。

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新調するデスク

とにかく広いデスクを探していて見つけたのが、同じくIKEAのPINNARPという天板です。
面積は旧デスクの約1.68倍!

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これはキッチンの天板用の製品のようなのですが、186cm x 65cmというサイズ感、かつ"たわみ"や反りが発生しにくいという特徴があり、デスクとして使うのに適していそうな仕様でした。
もう少し暗い色味のウォールナット材のものもありましたが、「壁紙が白い部屋には明るい色の家具が合う」と考えてアッシュ材に決定。

デスクの脚の設計

上記の写真でも写ってますが、デスクの脚の片側はこの引き出しに載せているだけです。

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もう片方の足は、IKEAのADILSの白をつけています。
左側の端に2本、真ん中の奥に1本の計3本で1,000円強という圧倒的コストパフォーマンス。

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この脚をつける工程に、今回一番工数をかけたポイントがありました。

このADILSという脚は、デスク天板にネジで固定する設計になっています。
しかし、購入した天板はかなり重量があり、板内部の密度が相当高いことが予想できました。
密度が高いと、ネジを通すのに大きなトルクが必要になります。これを手作業で行うのは相当キツイ。
更に、そのトルクに耐えきれずネジ穴がなめてしまったり、最悪ネジが折れてしまう懸念も。

そこで、この工程に際して2つの対策を導入しました。

1. 電動ドライバーの導入

まず、手で回すよりも軸が安定し、かつ安定して強いトルクをかけられる電動ドライバーを購入しました。
コードレスで使え、かつ見た目にそこそこ愛着を持てるもの」という観点で、BOSCHのIXO6を選択。

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この電動ドライバー、それ自体の形がかわいいのはもちろんなんですが、普段ドライバーをしまっておくための付属のツールボックスがオシャレで良いです。
普段多く目にするのはドライバー本体ではなくこの箱ですし、個人的には重要なポイント。

今回の作業で、デスクに限らず何らかの家具を組み立てる時に電動ドライバーは必須アイテムだと確信しました。
手で回すよりもトルクが強くなるのはもちろんですが、家具の組み立て作業ではいくつものネジを締めることになるので、大きな労力がかかる工程であるこのネジ締め作業を自動化することでかなり楽ができるようになります。

このIXO6でなくても、ある程度トルクがある電動ドライバーであれば何でも良いと思います。ただ、模型に使う前提の電動ドライバーだとトルクが足りなくて家具には使えないと思います。。

2. ネジを差し込む箇所に下穴を開ける

電動ドライバーでネジを回す側のトルク問題は解決しますが、まだネジのほうが天板の硬さに負けて折れてしまったりネジ穴がなめてしまったりする懸念が残っています。
そこで、あらかじめドリルでネジを通すための穴を開けておくアプローチを採りました。

私はたまたま趣味のミニ四駆のために上記のドリルを既に持っていたので、それを使いました。
(このドリルも上記のIXO6にセットして使える形だったのでラッキーでした)
ドリルの太さは勘で2.5mmを選択。

天板にドリルで穴をあける際、気をつけることが一つあります。
穴を深く掘りすぎて、天板を貫通させないことです。

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貫通を防ぐため、予め天板の側面にドリルの刃を重ねながら「この深さまでなら穴を掘っても貫通しない」という箇所に目印となるマスキングテープを貼り付けておきました(上記写真のドリル刃に貼ってある赤いテープがそれです)。
こうしておけば、穴をあける時にこのテープがある場所まで掘らないように気をつければ良いだけなので簡単です。

以上の対策を講じ、無事スムーズに脚を取り付けることが出来ました。
これで、私のnewデスクが完成しました!!

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ちなみに、写真を見て「ドアが通行不可になってない…?」と気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、この部屋にはもう一つドアがあるので大丈夫ですw

新調してよかった点

  • デスクに余白が出来、作業場所がクリーンな雰囲気になった
  • 天板の重量のおかげでデスクが安定した
    • 旧デスクではキーボードをタイプする時に「ゴトゴトゴト…」と響いていたのが、新デスクでは「コトコトコト…」に変化して心地良くなりました
    • 椅子の位置を直す時にデスクを掴んでも、デスクがびくともしません

イマイチな点

  • 組み立てが大変だった
    • 28kgの天板を使って一人でデスクを組み立てるのは至難の業です。私は天板を運ぶときと、脚を装着した後にひっくり返すときだけ、奥さんに手伝ってもらって二人体制で行いました
  • 古いデスクの処分が面倒

最後に

上記したようにネガティブな要素もあるので「誰にでもおすすめできる!」とは言い切れないですが、私にとってはとても良い買い物でした。
スペースにだいぶ余裕があるので、最近ハマり始めたコーヒーを淹れる機材をデスクに置いたりすることもできるなぁ、と妄想を膨らませています。

狭い作業環境にストレスを感じたことのある方は、ぜひ一度検討してみてください!