USB Type-C接続の外部ディスプレイで表示が度々瞬断される症状、ケーブル交換で解消するかも?
私が普段使っているのは、上記の写真にあるDELLの31.5inch 4Kモニタです。
ノングレアのIPS液晶で目に優しく、ベゼルが狭い見た目もまるで画面が宙に浮いているようで気に入ってます。
しかし、使用し始めて半年くらい経過した頃、トラブルが起きるようになりました。。
画面がチラつくようになった
このディスプレイの気に入っているポイントの一つに「MacBookをUSB Type-Cケーブル1本で接続するだけで、充電しながら映像を伝送できる」というところがあります。
ところが、このケーブルの接触不良なのか、ちょっとデスクが揺れたりすると画面がパッ、パッと1〜2秒真っ暗になる現象が起き始めてしまいました。
最初はMacBook側を疑って「2016年モデルを買ってからもう3年以上経っているし、USB Type-Cの挿入口もちょっとグラグラしてる気もするし、もう買い替え時なのかなぁ…」等と考えていたのですが、買い換えとなると20〜30万コース。
この画面瞬断現象以外は現状のMacBookに大きな不足を感じていなかったので、まずは安く交換できるUSB Type-Cケーブルを交換してみることにしました。
ディスプレイに同梱されていたUSB Type-Cケーブル
トラブル発生時に使用していたのは、購入したDELLのディスプレイに最初から付属していたUSB Type-Cケーブルです。
長さは1mで、結構固くて取り回しが難しいタイプでした。
で、ここで困ったのが「このケーブルのスペックが公式製品ページに見当たらない」ということ。
USB Type-Cって、端子の形が同じでも製品ごとに仕様が全然異なっていて、今回のディスプレイのように「4Kの映像が伝送できて、90W充電も出来る」という仕様に耐えられるケーブルを見分けるのはなかなか難しかったです(結局勘で選んだんだけど…)。
そんな中で私が選んだのは、以下のケーブルです。
新たに購入したUSB Type-Cケーブル
こういう規格は「大は小を兼ねる」の考え方が通用すると考えて、検索した中で「充電W数」「伝送速度」の2つのスペックが一番高い製品を選びました。
ただ、このケーブルを買うのにあたって気をつけないといけないポイントがあります。
上記のAmazonの製品ページでサイズに「80cm」を選択すると40Gbpsの製品を購入できるんですが、「1m」「2m」を指定してしまうと伝送速度が20Gbpsに落ちた別規格の製品ページに飛ばされてしまうのです。
「ケーブルが長くなると高速な伝送速度が維持できなくなってしまう」という理屈はわかるんですが、それなら選択肢を用意するのではなくキッチリ別の製品のページとして分けておいて欲しいですよね。。
実際、私が購入したときは誤って20Gbps規格の製品を購入してしまった方のお怒りレビューがポツポツありました(何故か今は消えてるみたいですが)。
USB Type-Cは規格がたくさんあって本当にややこしい…。
ケーブル交換で直った
上記のケーブルに交換して問題なく利用できることを確認してから1ヶ月ほど経過しましたが、以前まで起きていた画面の瞬断は一度も起きていません。
どうやらケーブルが原因だったようです!🎉
ディスプレイ付属のものより新たに購入したケーブルの方が長さが20cm短いんですが、柔らかくて取り回しがしやすいケーブルだったのもあって、うまく配線出来ました。
ケーブル以外が原因で同じ現象に陥るケースもあるとは思いますが、原因切り分けのための出費としてもあまり高額な部類のものでは無いと思うので、似たトラブルに悩まれた際は一度試してみると良いかもしれません!